11月がスタートしました。それなのに日中はまだ上着が要らない程の暖かい毎日。とても過ごしやすいです。
今年も早や残り2か月となり、これから年末までの恒例行事(大掃除とか年賀状とか、何となく今年中に済ませようと思ってしまう色んな事)を早くから取り組み終わらせ、気持ちと時間に余裕を持って年を越したいものです。(と毎年思ってるのですが…)この季節ならではのキラッキラのイルミネーションなんか見に行って、楽しく過ごしたい。動きやすい今の内に頑張っておこう。(出来るか私)
こちらの完成物件は、自宅兼事務所の戸建て住宅で同居のお母さまが車椅子を使って生活しているお宅です。
左側、観葉植物が置いてある方が事務所として使用する部屋。右側がお母さまの部屋。介護用ベッドが置かれています。そこから直接外部と出入りでき、外の車椅子を置くテラスには斜めに屋根が掛かっており、スロープもあります。事務所との間仕切りは165㎝程の大開口の片引き扉。全開口でこんな風な一体感。お互いの気配を感じながら過ごせます。
この部屋から洗面、トイレ、シャワールームーへと続く廊下の床はバリアフリーの磁器質タイル張り。ガス温水式床暖房。暖かく車椅子でのスムーズな移動が可能です。
洗面は廊下の一角にスペースとして。
トイレの壁紙は床とマッチしたエレガントな色柄に。
トイレの隣にはシャワールーム。
こちらは玄関へと続いています。
玄関スペース。白い扉の向こうは2階へと上がる階段に続いています。
照明は土間スペースに埋め込み下から照らします。
車椅子での生活が快適である為の配慮がなされ、機能だけでなく美しさも兼ね備えた住まいとなりました。
設計はH.P.A建築設計事務所。弊社は施工を担当させていただきました。
IC 中村裕子