時は昭和。私の生まれ育った家の玄関は細長い形状の土間となっていました。半分が土で半分がコンクリート。そこには家業で使う資材も置かれていて、セキセイインコのピーちゃん(何代目でもピーちゃん)の鳥かごも同居していました。
幼馴染のひろみちゃん宅の土間はもっと広くて真四角形のコンクリート打ち。正面には茶の間・左手には台所・右手にはお父さんの工場が続いていました。その頃の土間はさまざまな生活をする為の場で、お客さんの対応などもそこでしたものでした。上がり框が高いから腰掛けてお喋りするのにちょうど良くて。
耐久性の限界を迎えた我が家を建替えた時(その時も昭和)玄関はぐーっと小さい物になりました。靴の脱ぎ履きだけが目的の小さい玄関に憧れていた私はとても嬉しかったものです。
しか~し!時は流れ平成~令和と過ぎ、玄関は再びちょっとずつ大きくなっています。そして昭和の土間とは別次元の便利でおしゃれな空間に大変身!なのです。
こちらの住宅の玄関は石貼り仕上げといって、大きさの違う石を一枚一枚選びデザインを考えながら貼っていきます。
玄関に設けられたシューズクローク。一方の壁には可動棚を取付けて必要な高さに調整しながら使えます。反対の壁にはフックやハンガー等掛けられるバーを取付けて。ここに外出時のコートや鞄を掛けておいても便利ですね。
階段の手前にはシューズボックスもあります。ミラーも設置しているので必要な物を取り、全身をチェックしてから安心してお出かけできますね。他にも…
7月30日のブログで「玄関に手洗いコーナーを」との記事を書きましたが、玄関は工夫次第で快適に暮らす為の大きな役割を担ってくれそうですね。ライフスタイルに合わせた玄関スペースのプランをご提案させていただきます。